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ホテル Archive

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『そうだバリにバンガローを建てよう』計画6写真アップ

  • Posted by: 藤田祐一
  • 2011-07-05 Tue 11:21:12
  • ホテル
IMG_0443mini_20110705112439.jpg




いよいよ屋根が葺かれた。日本でいう茅葺風。
う~ん、ますます弥生遺跡の復元建築のようだ・・・
素材はバリで「聖なる草」と言われている(?)アランアラン

写真はこちら>





『そうだ!バリにバンガローを建てよう』計画5」写真アップ

  • Posted by: 藤田祐一
  • 2011-06-23 Thu 00:47:53
  • ホテル
IMG_0394.jpg

現場からは「雨が降るから早く屋根をつけたい」と聞いていたが、
あっという間に全体のフレームが組み上がった。

やれば出来るじゃないか、バリの職人たち。

アップ写真はこちらから>




玉虫色の楽園装置1(クプクプバロン)

  • Posted by: 藤田祐一
  • 2009-05-15 Fri 22:25:29
  • ホテル
バリ島 ウブド
クプクプバロン

いい加減、バリネタを終わらせないと、先に今年が終わってしまう・・・

メイン2



玉虫色の楽園装置1

今回のバリでどうしてもやりかたかったことのひとつは
前代未聞な円高を利用して、ちょい無理目のホテルに泊まる、
ということだった。
アマンやフォーシーズンはさすがに無理だとしても、
その次ぐらいのランクで、できればウブド・アユン渓谷に居並ぶ
快楽ヴィラ群のどれか。
いろいろ検討した結果、老舗のクプクプバロンに決定。
リニューアルした内装もよさげだったし、エクスペディアで予約すると
東京の二流シティホテル並の料金で泊まれることがわかったからだ。
10年前にはとても考えられなかった値段。
この時ばかりはアメリカ金融のずっこけに感謝した(今は恨んでます・・・)

で、2泊してみた結果、
「凄くよかった!」と、「あんまりよくなかった・・・」が入り混じり、
玉虫色の記憶となっている。うーむ。

いや、もちろんイイんです。楽園のようなところです。
でも、何と言ったらいいか、「ハマらなかった」。
ところどころビミョーなズレを感じてしまい、
例えばリッツのような「完璧!」感がなかった。
これは泊まる側の使いこなす力量の問題もあるかもしれない。
でもそれだけでもないような気もしたりしなかったり。

ズレ感のひとつがスタッフとオペレーション。
例えば、チェックインしていきなり30分以上待機させられる。
のはいいとしても、眉を吊り上げてあからさまにイライラオーラを放つ
女性マネージャーとフレンドリーと言えなくないけれどどこか弛緩した
能天気オーラーを醸し出すスタッフとの間のズレ。

「現場がうまくまわっていない」感が、
おのぼりさんの僕なんかにもすぐに伝わってくる。

ホテルとしてどういうコンセプトで客を迎えるか、
という意識の統一とアクションの統制がとれない感じ。
だから接するスタッフによってクオリティの落差がとても大きい。

まあ部屋まで案内してくれたのがイイ奴だったので
芽生え始めていた不信の芽はとりあえず引っ込む。
なによりアユン川の渓谷沿いという立地が
多少のことは帳消しにしてくれる・・・

待たされたとこ
チェックインしてから「眺めがいいですよ」と待たされた所

アユン天国②

アユン天国

立地でいえば、ここはやはり地上の楽園のひとつ、だと言える。
その場所の空気感に溶け込んだ楽園性のようなものが確かにある。
その心地よさはちょっと奇跡的だ。
他の国ではハワイの空気感に似たものを少し感じたことがあるが、
行ったことがある中では他には記憶がない。

ホテル側もその辺は自覚しているようで、広大な敷地内を
散歩していると次々に現れる光景にドキドキさせれられる設計はさすが(2で後述)

さてヴィラの方はというと、やはり玉虫色だった。

いい点から言うと、
木を編んだ船の中にいるような室内デザインは落ち着きがあってなんともいい感じ。
新婚旅行で舞い上がる旦那が「僕たちの船出にふさわしいね」なんて台詞を吐き、
旅なれた新妻の体温を0.7度ぐらい下げてしまうかもしれない(根拠はないっす)

素材の選び方、木と石など異素材の組み合わせ方、ディテールの処理など、
リニューアルしたてなこともあって素晴らしい。

家具やソファなどもクオリティが高くてデザインに変な主張がないし、
装飾品類も成金趣味や文脈無視の歴史博物館状態に陥っていなくて
安心させてくれるのもよし。

外観

リビング1
リビング1
リビング2 ○
リビング2

しかし、建物の構造がなんだかよくわからない。
基本は2層フロア構造なのだが、
2階は寝室ベッドエリアとセカンドリビングエリアに2分するように
結構な高低差をつけているので実質3層構造の感覚だ。

 内部縦1  内部縦2

ちなみに1階はバスサニタリーゾーンとメインリビングに分かれている。
で、基本の2層のリビングそれぞれにはバルコニーがついて、
1階のバルコニーは眺望デッキスペースへつづき、
デッキはプライベートプールへ続く。まあ、なんというか贅沢なのだ。

バス
バスルームはくぼみにはまり込む様でナイス
デッキ
1階リビングから続くバルコニーはデッキとなってプールにつながる
デッキチェア
デッキチェアは直射日光を浴びて熱いので未使用
プール
プライベートプールも見た目にはいいが使い勝手が・・・

しかし、なんか落ち着かない。
メインとなる居場所が決まらないのだ。

ある空間にスポッとはまり込むようなフィット感が得られる場所が見つからない。
いや悪くはないんです。決して。。
でも落ち着かないもんだから定位置を探していつもウロウロしている感じ。
しかも、3層なので何かといえば昇り降りしている。
やたらと空間が分節されているのも考えものか・・・。
しかし長期滞在するには居場所のバリエーションが多いほうが
飽きなくていいのだろう。基本お籠もり型なのである。

アフターヌーンティ

さらに頻繁にスタッフがやってきては入り口で呼ぶ声が。
そのたびにバタバタ昇り降りして出て行く。
「アフタヌーンティーです」 あ、どうも。
「タオルの交換はいかがですか?」 さっきチェックインしたばかりじゃ。
「ナイトキャップのおつまみです」 太るやろ。いや頂きます。。
「お呼びですか?」 いや呼んでないって。
「掃除してよろしいいですか?」 はい。げ、5人もきた・・・

な、なんか落ち着かない。
これって使用人文化に慣れてないニッポンの庶民だからせわしなく感じるのか、
あるいはスタッフの間が悪いからなのか・・・。

でも多分、若い男女のスタッフが部屋を行ったりきたりして掃除していても、
それを横目にフルチン&バスタオル一枚で平然と新聞を読めているぐらいで
ないといけないのだろう。

あとやたら蟻が侵入してくると思ったら、バルコニーに続くドアの下が
隙間アリアリの状態になっていて。いや立て付けが悪くてとかではなく、
下に隙間を空けておくデザインのようです。
そりゃこの素晴らしい自然を満喫できるのですから、多少の虫さんたちは
オッケーなんだけど、でも、いつでもウェルカムのオープンスルー状態に
しておくことも無いのでは?と思った次第。

まあ何かとブツブツ言いつつもバルコニーデッキから見る夕景は宗教的なまでに巣晴らしかった。
雨季の夕暮れの空は刻一刻と表情を変えていって見ていてまったく飽きない。
やはりバリはこの時間帯が一番好きだ。いわゆるマジカルタイム。
光と闇が戦っているようにも、交歓しているようにも見える。
必ず光は闇に屈服しなければならない。しかし、朝には立場が逆転する。

夕焼け4

夕焼け

世界のどこにいても同じ当たり前の現象であるはずなのに、
バリではそれが特別ドラマチックに感じられるのは、自己陶酔か、多分。

バレ・ソファという晒し場(プリ・バグース・チャンディダサ)

  • Posted by: 藤田祐一
  • 2009-03-25 Wed 17:01:08
  • ホテル
バリ島 チャンディ・ダサ
プリ・バグース・チャンディダサ

しかし、世の中思った通りにいかないものです。
が、たまには思ったこと以上のことが起こります。
昨年末までエルマガジンで連載していた「そうだ聖地へ行こう」が
若干リニューアルして、5月売りのミーツから再開することとなりました(パチパチ)
そちらの方もヨロシクですー


メイン

バレ・ソファという晒し場
今回の旅では「自分を晒(さら)したい」という願望があった。
もちろん暴露や露出じゃなくて灰汁ヌキのほうである。念のため。
肉体的な疲れや緊張感でこわばった精神、仕事のために詰め込んだ大量の情報、
そうしたものを自然に晒すことで流したい、一旦クリアにしたいと思っていたのだ。

晒すためには、風や波の力を借りるのが一番。
だから今回はウブドだけでなく、海へも行こうと決めていた。
しかし、クタは論外としてヌサドゥアやスミニャックではちょっと落ち着かない。
サヌールはちょっとアリだが、晒す目的にはちょっと合っていない、かといって、
ロビナやアメッドは遠すぎるし不便そうだ。
適度にリゾート感があって、でもひなびた感も残しつつ不便さは感じないが
静かにボーっとできるところ・・・・
という無理難題をクリアしてくれそうな場所としてチャンディダサを選んだというわけだ。

アプローチ

宿泊は、ビーチが目の前という条件で、プリ・バグースチャンディダサの予約が取れた。
このホテルは特筆すべきサービスや派手さはないが、地元資本による運営にしては珍しく、
オペレーションはキッチリしていて好印象。

別のところで書くかもしれないが、
バリのホテルは一般にオペレーションが最大の弱点だと思う。
「当たり前のことがちゃんと出来ている」という日本人にとってはビジネスホテルでも
当然満たされるラインが、バリでは高級ホテルでもクリアできていないことが多い、ように思う。
日本人の要求度が世界標準から高すぎることを差し引いても、だ。

チェックインしてヴィラタイプの部屋に案内されると、まさにビーチの目前。
うーん、文句なし。そしてビーチ沿いに並ぶヴァレ(東屋)を発見。
これだ!これこそ自分を晒すために求めていた理想的な空間だ。

ヴァレ1

ヴァレ2

小躍りしながら、さっそく陣地確保を目指すがさすがに競争が激しい。
客層の大半を占める我が物顔の西洋人、物陰から隙をうかがう成り上がりインド人、
地元代表のインドネシア人(多分ジャワ人)、各国が入り乱れ過酷な争奪戦を繰り広げている。
日本代表としては、侍ジャパンのようなセコイ、いやスピーディなゲリラ戦を仕掛けてる
しかない。(いや感動しましたぜ)
激闘の末勝利を収め、至福の夕暮れタイムを堪能することができた。

アマン体験者がよくヴァレの心地よさを懐かしそうに語っているが、
果たして、それは至福の空間であった。
床一面に柔らかい革張りのマットが敷かれた、いわゆるヴァレ・ソファというやつである。
初体験なのである。これはいい。
どんな体勢になっても、ゴロゴロしてもずっとソファの上状態なのだ。
通常ソファで寛ぐときは、よほど大型タイプでない限り姿勢や体の方向がソファの形状に
規定されてしまう。身を預けつつ、無意識ではある種の制約を感じている。

しかしヴァレ・ソファだとその限定感をまったく感じないために受け止められ感が全然違うのだ。
全身全霊で身を預けられる感覚だ。そこに加えてこの絶好のロケーションである。
これで気持ちよくならない方がおかしいじゃないか。

ヴァレ3

放心状態で寝転がりながら本を読んだり、音楽を聴いたりして過ごす。
ユルユルになった自分を風や波に晒していると、いろんなものが流されて
自分が空洞のような、筒抜けの状態になっていく。

ヨット的

10年ほど前、初めてバリを訪れてバリ人を見ていて思ったことがある。
「人間は本当は内面なんて持たないほうが幸せなのではないか?」と。
そんな疑問を抱き、今も変わっていない。
個性だの自分らしさだの、内面の豊かさだの、本当はない方がいい。
というか、そういうことが問題にならない社会や環境の方が幸せなのではないか?

現代は「内面性」というものに対して宗教的なまでに価値を置く時代だ。
「内面に持てば持つほど豊かである」というのはひとつの信仰だと思う。
現実は「内面に持てば持つほど、シンドクなっていく」。
バリ人に複雑な内面的要素がないというわけではない。
(と判断するほどバリ人をよく知っているわけではないけれど)
ただ、例えば我われ日本人が内面に抱えている要素のかなりの部分が
バリ人社会には外在化されているのではないか、と思えるのである。

外在化とは、共同体を中心とした生きる環境である村やその中の寺院といった空間に、
儀礼や芸術といった行為の中に、内部的なものが溶け込んでいる状態というイメージ。

人間としての複雑さの総量は同じでも、それが内外に配される比率が異なっている。
つまり我われの内面のある部分は、バリ人には外部空間化されているということだ。
逆にいえば、共同体が崩壊した世界に生きるために我われは外部からいろいろなものを
内面に引き受けざるおえなくなっているといえるかも知れない。

じゃあ、共同体を復活させればいいのか、というとそんなに簡単ではないだろう。
少なくとも、同じような形に戻すことは不可能だ。
そこで「外部空間と一体化した包括的な自己像=空間的存在」という新しい人間観の登場へ・・・

とまあそんなストーリーで「空間論」を思い描いているのだけれど、
まとまるのは一体いつになるのだろうか?
というか、思いつきのレベルで止まったままだ。
次々と本を出したり、文章を量産する人は本当に凄いと思う。

話が脱線してしまった。
要するに至福のヴァレ・ソファの上で晒されながら見た夕陽は、
なんともいえず、素晴らしかった、です。

日没1

日没2

日没3

日没4

日没5

夜景

時代は内部を保持する「癒し」から外部へ向う「晒し」へ移っていく 
などと考えつつ、日は暮れていくのだった。。。

というのは嘘で、ヨダレを垂れながらただただ自堕落していました。

ブタ

洞窟という感覚装置(ケレベッキホテル)

  • Posted by: 藤田祐一
  • 2006-12-12 Tue 18:38:34
  • ホテル
カッパドギア ギヨメレ村
ケレベッキケイブホテル&ペンション

トルコのEU加入問題が一時凍結された模様。EUに加入すると
(対円で)物価が高騰するのは目に見えてるからよかったような、
情勢の安定化のためには残念なような・・・・


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洞窟という感覚装置


岩の洞窟で暮らすのはどんな気分なのか?

カッパドギアは壮大な奇岩の風景だけではなく、4世紀前後から
キリスト教の修道士が洞窟を掘って住み始めたことでも有名です。

設備の整った洞窟ホテルでの滞在を本物の洞窟生活と
同一視はできないでしょうが、とにかく岩の部屋で寝泊りしてみたい
と思い、その気分が味わえそうなケレベッキを選びました。

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眺めと部屋のセンスがよいホテルとして人気も高いらしく、村の人々に
「どこに泊まっているのだ?」と聞かれて「ケレベッキ」と答えると
みんな「おぉ、いいホテルだ」と反応します。

確かに眺めは最高で、部屋のところどころのディテールにもこだわりや
工夫が感じられたのですが、飛びぬけて素晴らしいデザインセンスだとは思えず、
むしろ岩肌(実際は石材かも?)むき出しの天井や壁面が
期待通りプリミティブな空間感覚を堪能させてくれました。

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村は標高が高く、西側を山で囲まれているため、
夕方5時頃には一瞬であたりは闇に包まれ、一気に冷え込んできます。
そして6時頃には村の中心部でもほとんど人通りがなくなります。
(夏の観光シーズンは違うでしょうが)

ケレベッキはそんな村の外れのさらに高台に位置しているため
夜中は完全な静寂に包まれるのです。

深夜に目が覚めると、雪が積もった朝のように世界が静まりかえっています。
岩もまた音を吸収するのでしょうか。


まったくの静寂の中にいると、何が聞こえてくるかご存知でしょうか?

神のお告げとかそんな話ではありません(念のため)

自分の耳鳴りの音が聞こえるのです。

キーンとシューがミックスされたような音です。
既存の擬音では表現できないですね。

15年ほど前にスコットランドを旅したときのことを思い出しました。

ある島の人里はなれてポツンと建つB&B(民宿)に泊まった夜に、
僕は初めて完全な静寂で聞こえてくる自分の耳鳴りの音を知ったのでした・・・


普段ではあり得ない環境なので最初は落ち着かないのですが、
だんだんと慣れてくるに従って浮つく心が岩に囲まれた空間に
しっかりと収まるようになり、感覚も鋭敏になっていきます。

ロウソクのゆらめく炎や朝陽が部屋に差し込んでくる様子を眺めているだけで
何かに自分の内部が満たされていくような気分になります。

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「自分たちが生きる世界はもっとシンプルでいい」
「感覚さえ開いていければ、味わえるものは無限にある」
そんな気がしてきます。

「生活を取り囲むモノや情報が増えるに従って、感覚が閉じていく」
「モノや情報量が増えても、幸せ感の増大には繋がらない」
とはよく指摘されますが、常にインプットに必死になっている日常生活にこそ、
強制的にでも過剰なモノや情報から感覚を隔離する時間・空間が
必要なのかもしれません。

何もない夜が、ずっと記憶に残る。

そんなホテルでした。

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