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堕ちたウブドのオアシス

  • Posted by: 藤田祐一
  • 2009-01-31 Sat 22:40:54
  • カフェ
カフェ・アンカサ
バリ島 ウブド

皆様に叱られ叱られ、はや9ヶ月・・・
突然やってきたリセッションの波の最前線で
クライアントが大変なことになっているおかげで(?)
ちょっと書く余裕が出てきました(生活は大丈夫か?)
何度も見に来てくれた方、ホントすいません。
昨年はエルマガジンの休刊などいろいろありましたが、
新しい展開も見えてきましたので、またおいおいご報告しますー
今年はできるだけ続けるようがんばりますです。

メイン



堕ちたウブドのオアシス

仕事絡みで訪れた3年前を除くと、実に7年ぶり(?)のバリ島だ。
昨年は仕事のあまりの忙しさに心身のシステムが崩壊し始めていたため、
強制入院のようなつもりで休暇をとった。

行きたい所は他にもいろいろあったが、
入院先としてはやはりバリ島のウブドが最適だと判断した次第。
治療方法は「スイッチオフして、何もしない、何も考えない」こと。
ウブドは自分にとって初めての「何もしなくても、幸せな場所」だった。

デンパサールの空港へ着陸態勢を整え始めた機上から覗き込むと、
暖かい太陽の光を浴びてきらきら輝く海に囲まれた島の一部が視界に。
その瞬間、バリにまつわる感情記憶が自分の中で一気に立ち上がってきた。

まるで、すぐに思い出せないぐらい長く会っていない親友に再会した時のよう。
再会した瞬間に、時間を超えて二人だけの了解空間が立ち戻ってくるような。

空港からウブドに向う道中でも、バリの風景をしみじみ眺める。
道路が整備されたこと以外は変わらない。

ところが・・・、
ウブドのメインストリートのモンキーフォレスト通りに入ると
なんだか様子が・・・・違う・・・ぞ?
店が増えてる。隙間なく埋まっている。話には聞いていたが。
新しくてピカピカのホテル、モダンなレストラン、大都会にあるような
ショッピングストア、それに24時間営業のコンビ二!

以前から賑わっているストリートではあったが、
まだ残っていた田舎っぽい、素朴な雰囲気がすっかり消えてしまっているような。
「なんだかなぁー」と思いながらも「いや、自分だって観光客の分際で
村が商業化、近代化していくことを嘆く権利はない」と自己説教・・・。

しかし、二泊目の夜、ついにブチ切れた。
めちゃくちゃ騒々しくて眠れないのだ。

音源は、ホテルの真裏のサッカー場で開催されていたイベント。
年末だったからかもしれないが、生演奏カラオケ大会のようなでもあり、
呪術師の叫びのようでもあり、何やら得体のしれない轟音が深夜の村に響き渡る。
最初は、「ウブドもついに新興宗教に侵されたか!?」と身構えたが、
よく聴くとボブ・マーレイの有名曲のコピーだった。。。
「ヘタすぎやろっ!」バスルームの窓から叫んでみても、
仕事疲れとバリ腹で衰弱した僕の声はウブドの闇の中に消えていくだけであった・・・・。

mini1.jpg
イージーライダーに出てきそうなライダー達に埋め尽くされたイベント会場

mini2.jpg
ピースって・・・やっぱヒッピーやな・・・

そんなこんなで、ウブド滞在のスタートはプンプンしていたが、
ささくれ立つ気分をほっこりさせてくれるオアシスのようなカフェを発見。
発見といっても友人にコーヒーがおいしいと教えてもらっていた店で、
すっかり気に入り、足繁く通ってしまった。

mini3.jpg

コーヒーがおいしいこともウブドでは貴重だが、
何より店内の空間がとてもいい感じで気分が落ち着く。

一見、シンプルで簡素だが、空間の構成の仕方に
並々ならぬセンスのよさを感じる。

その特長を一言でいうと、
「隠れ家のようなこもり感と、外へと抜ける開放感の両立」だ。
本来、相反するはずの二つの要素が見事に一体空間化されている。

基本的には、広くはない店内を二階構造にし、床高や曲面の仕切り、照明効果などで
巧妙に分節化し、隠れ家にこもるときの様な落ち着いた空間を創り出している。

mini6.jpg

mini7.jpg

mini4.jpg

それだけならよくある話だが、唸ったのは
一階と二階を吹き抜けで繋ぎ、さらに二階の屋根と壁の二側面を切り離したこと。

mini5.jpg

そうすることで開口部のような隙間が生じ、屋根は残り二面の壁に乗っかっているような格好に。
隙間開口部は窓ガラスも網戸も何にもなしの開放状態。

その結果、どうなるかというと
二階では屋根裏にいるような隠れ家感覚を楽しみつつ
一階との一体感も失われず(一人でも寂しくない!)
外にも開かれているため閉塞感もまったく感じない
という理想郷状態になる。

ゆっくり店内を流れる風がこれまた心地よい・・・(蚊と蟻も入ってくるが)

遅い昼食後コーヒーを飲んでボーッと、気がつけば日が暮れて・・・
を繰り返してしまう。いつまでも長居できるお店だった。

mini8.jpg
おいしいコーヒーとバナナケーキ。自分を甘やかす旅なのでスイーツも無制限解禁だ


もう1軒紹介すると、ランチ時に避難場所になったのは「カフェ・キタ」であった。
(ランチといってもダメ人間化していたので3時ぐらいが昼食タイムだったが)

カフェキタ1

カフェといいつつ中華なんだけど、めちゃ旨い。

ウブドB級グルメの代表としてガイドブックに投稿したいぐらいだ。
(特にサポタフを白飯にかけて食べると涙モノ)

しかし、料理が胃袋を満たしてくれるだけではない、
この店は視界いっぱいに広がる田んぼの緑が心も満たしてくれるのだ。
カフェキタ2

カフェキタ3

田園カフェキタ

店といっても掘っ立て小屋のような簡素なつくりで間近に稲穂が風に揺れているので、
気分は「ライスフィールドで昼食を」である。
ちなみに最近できたらしいグリルレストランの「プンディ・プンディ」も
ウブド中心エリアにあって田園風景が楽しめる(&スペアリブは旨い!)が、
ちょっと洗練されたインテリア演出の中の一環という出来すぎ感が。
「あぁ、ワシらはやっぱ稲作文化の民や~、バリ人も兄弟や~」という
アイデンティティ再確認効果はカフェキタの方が上である。
(もうひとつ田園風景といえばラカレケだが味がいまひとつ・・・)



<バリ特別企画 :日本に持って帰りたかったカワイイモノBEST3>

第3位:ウブドで遊んでいた少女



ハヌマン通りを歩いていると何やら西洋人がニヤニヤしながらホームビデオを回している。
何だろう?と思って見てみると現地の少女がはにかんでいる。
「何やってんだ、この変態白ブタ野郎!嫌がってるじゃないか」と心の中で毒づきながら
「Hi」と偽笑顔で油断させ、自分も買ったばかりのデジタル一眼カメラで激写する。

少女二人1

するといきなりもう一人の少女が現れる。
にわかに元気になるはにかみ少女

少女二人

少女3

二人で息を合わせ、即興で次々とポーズを決めてくれる。

少女二人4

少女二人5

少女二人6

「いいよ~、いいよ~、カワイイよ~」と心の中で叫びながら自分が変態と化していた・・・。
しかし、この年にしてすでに「オンナを魅せることを知っている」恐るべしバリ少女。
おそらく舞踊の手ほどきを受けている娘たちなのだろうが、それにしても・・・・。

サブ

三位一体の小盆空間(カフェ「翠」)

  • Posted by: 藤田祐一
  • 2006-06-29 Thu 17:34:53
  • カフェ
大阪市 うつぼ公園
カフェ「翠

mein.jpg

3.jpg


三位一体の小盆空間

事務所のすぐ近くにあるお気に入りのカフェです。

ここはつい長居してしまう本当に居心地がいい場所です。

緑豊かな公園に面しているという立地条件や
過剰に自己主張することなく落ち着いたトーンで
まとめられた内装インテリアなど、
居心地がよい要素はいろいろあるのですが、
この「日本茶の3点セット」も僕にとっては
非常にポイントが高いのです。

特別にめずらしい取り合わせでもないかもしれませんが、
実に巧妙な3点セットだと思います。

まず鉄瓶。
熱~いお湯に身体に良い鉄分が染み出ているイメージや
お湯を注ぐときのズシッとくる心地よい重みの感じなどが
この外観から瞬時に伝わってきます。

そして、ティーポット。これは黒色の鉄瓶とは対照的に
急須の和形態をもちながら透明なガラス製であるのが
大正解です。

茶葉の成分が染み出すほどに
淡緑が濃緑へと色づきを増していき、
おいしいお茶へと変成していく様が
色の変化で確認できるのです。

最後に小ぶりなグラス。
ここに熱いお茶を注ぐと、はっきり言って
熱くてじっと持っていられません・・・
だから指先の神経が熱を感知するまでの一瞬の間に
ちょっと飲んではすぐに置き、ちょっと飲んでは置き、
という具合になります。

この3つのプロセスを経て
はじめておいしいお茶がいただけるのです。

このプロセスが重要なのがおわかりでしょうか?

それぞれにちょっとづつ「時間」が必要なのがミソです。

これが長すぎるとイライラ辛気臭いのですが、
それぞれがほどよい「間」であるのと、
カップラーメンのようにただ待つのとは異なり、
手を動かし、お湯がお茶に変成していく過程を眺める時間は
待ち遠しくても苦にはならないのです・・・
(時間ないときは別ですが)

というより、その一連の動作もまた
効率とスピードが問われる仕事で緊張したココロを
緩めるための重要な儀式としての「間」なのです。

コーヒーをいれたり、タバコ(葉)を巻いたりすることにも
同じ要素があるのかもしれませんね。

そして、なにより3点セットの「3」という数が重要です。
「2」だと豊かなティータイムにはもの足りないし、
「4」だとごちゃごちゃして面倒くさくなる・・・

だから「3」なくてはならないのです。

僕はキリスト教の「父と子と精霊」に習い
このお盆セットを個人的に
「三位一体の幸福空間」と呼んでいるのでした。

2.jpg

20060629172926.jpg


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