Home > スポンサー広告 > イスラム建築の快楽(スルタンアメフットジャーミィ)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Comments: -

Comment Form
Only inform the site author.

Trackback+Pingback: -

TrackBack URL for this entry
http://sixsense.blog55.fc2.com/tb.php/65-531e77b5
Listed below are links to weblogs that reference
スポンサーサイト from  空間快楽主義 

Home > スポンサー広告 > イスラム建築の快楽(スルタンアメフットジャーミィ)

Home > 建築 > イスラム建築の快楽(スルタンアメフットジャーミィ)

イスラム建築の快楽(スルタンアメフットジャーミィ)

  • Posted by: 藤田祐一
  • 2006-12-02 Sat 00:46:18
  • 建築
イスタンブール
スルタンアメフットジャーミィ(ブルーモスク)

帰ってきたばかりなのに、もうエアーチケットの料金とかを見てしまう。
「旅から帰った時が一番行きたいんだよね」と友達が言っていたが、
名言である・・・


20061201235300.jpg

 20061202000156.jpg  20061202000231.jpg


イスラム建築の快楽

イスタンブールでの行動開始日、最初に向かったのは
スルタンアメフットジャーミィ(通称ブルーモスク)でした。

壮大な外観はいままで観たこともない形態をしていて、
自分が親しんできた文明とはまったく異なる系統のもの、
大袈裟にいえば、地球外の文明に属するものを眺めているような
不思議な気分になります。

宇宙からやってきた巨大な異生命体が地球上にどっかりと腰を降ろし、
上から見下ろされているような感覚とでも言えばいいでしょうか・・・。

そして高さ43mもあるミナレットと呼ばれる尖塔は
まるで天空世界との交信装置のようです。

「こういう建築物を生み出すイスラム教というのは
いったいどういう宗教なのだろうか?」

一気に沸き立った好奇心と疑問を胸に内部空間に足を踏み入れました。

20061202004008.jpg

「うおぉぉぉぉ、すげぇ・・・・・・・・・・」

20061201235522.jpg  20061201235543.jpg

こういう言葉を失うような瞬間こそ、旅の最良の時ですね。

しばらく思考が停止し、ポカンと口を空けたまま、
没自我(=幸福)な時間が流れていきました。

そして「・・・信じちゃあいないけど、もし死んでから
極楽へ行けたとしたらこんな感じかもしれない・・・」
とありきたりなことしか思い浮かばない自分に笑えました。

20061201235643.jpg

人間は初めて見る規格外なものに対して正確に認識することができません。
ただ「なんか凄いものがある」とだけ全身体的に反応するのです、
なぜ凄いのか一向にわからないままに。

それは最高の快楽のひとつです。僕にとって。

しかし時間が経つと、徐々にいろいろなものが
見えるようになってきます。

例えば、内部に入った瞬間に目くらましのような効果を与えていたのは、
内壁を飾る青を主体とするイズニック・タイル。
その数2万枚以上でブルーモスクと呼ばれる所以です。

20061201235952.jpg

20061201235622.jpg

また無数の窓にはゴシック教会顔負けのステンドガラスが
煌き、外界から差し込む光を七色に拡散させています。

20061201235611.jpg

そのような色彩と光の演出は見事としか言い様がないのですが、
冷静さを取り戻した僕をそれ以上に驚嘆させたのは、
巨大なドームを連ねることで、ダイナミックさと複雑さを
あわせもった曲面の連続による大空間そのものでした。

大小数々のドームの連なりに覆われた空間に佇んでいると
上(天)から柔らかいエネルギーが霧のシャワーのように
降り注いでくるようで、うっとりしてきます。

20061201235511.jpg 20061201235532.jpg

イスラム教の神様の恩寵は、脳天に突き刺さるようにではなく、
身体全体を包むように優しく降り注がれるのです。

20061201235600.jpg

そしてこの心地よさと心身が安定した幸福感は、
どこかで以前体験したことがある感覚と似ていました。

記憶を辿っていくとすぐに思い当たりました、
昨年バルセロナで感動させられたガウディの
コロニアグエルでの体験と似たものがあったのです。

しかしこの時点ではなぜ似ていると感じたのかは
わかりませんでした。

その日宿に戻ってからガイドブックを熟読していると、
オスマントルコ時代で最も偉大と言われるミマール・スィナンという
一人の天才建築家に行き当たりました。

16世紀を生きたスィナンはある建築技法を生み出し、
その技法が完成の域に達したのが17世紀初頭に造られた
このブルーモスクだったのですね。

そしてその技法こそが、ブルーモスクとガウディの建築に
同じ感覚を生じさせる要因となっていたのです。
あくまで仮説ですが・・・

そしてそれは今回の旅の空間体験における最も貴重な
発見のひとつでした。
                           (続く)
20061202001258.jpg

20061202000251.jpg


ブログランキングに、ご一票をお願いしますm(_ _)m
スポンサーサイト

Comments: 0

Comment Form
Only inform the site author.

Trackback+Pingback: 0

TrackBack URL for this entry
http://sixsense.blog55.fc2.com/tb.php/65-531e77b5
Listed below are links to weblogs that reference
イスラム建築の快楽(スルタンアメフットジャーミィ) from  空間快楽主義 

Home > 建築 > イスラム建築の快楽(スルタンアメフットジャーミィ)

タグクラウド
ブログ内検索
RSSフィード
リンク

Return to page top

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。