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伝統と革新のはざまに建つ名ホテル(奈良ホテル)

  • Posted by: 藤田祐一
  • 2006-03-16 Thu 23:41:57
  • ホテル
奈良ホテル

20060315002248.jpg


近代和風建築の代表例として紹介されることが多いクラシックホテル
(明治42年開業)ですが、泊まった実感としてはレトロ(懐古)趣味を
刺激されるような「古き良き・・・」という感慨よりも懐かしさと新鮮な
気分が入り混じった不思議な居心地のよさを感じました。

近代和風建築とは不思議な存在で、明治期に西洋文化がいっせいに
なだれ込んできたときに江戸期までの伝統的建築の要素と西欧建築の
要素を折衷し、再構築しようとする努力の過程で生まれてきたもののようです。

しかし「和風」というものは実は不思議でよく分からないものです。
例えば「純和風建築」という言葉がありますが、では「純でない和風」とは
一体どういうものなのか?

この分かりにくさの背景には、日本の文化が古から海外文化を輸入し、
調整・加工して独自のスタイルを創ってきた歴史的伝統があると思います。

海外の異文化が入ってきたときに初めてこれまでの伝統的文化が自覚されて、
対比され、新しいスタイルが生み出され、定着していく。

そしてこの定着したスタイルを「和風(日本風)」と呼ぶとすると、
和風スタイルは時代とともに異文化を取り込みながら変化していく
ということになりますね(奈良時代や鎌倉時代にも中国との交流で
同じようなことが起こりました)

ですから、「和風」と言ったときに「ずっと日本にあった伝統的な変わらないもの」
というイメージと「いろんなものが混ざり合って出来上がった日本独特のスタイル」
という現実との間を行ったり来たりしてしまうので、よくわからないと
いうことになってしまうのだと思います。

この奈良ホテルも明治期に洋式と伝統を折衷・融合する試みのなかで
産み落とされた革新建築のひとつだったのですね。

当時にとっては「革新」だったはずのこのホテルは、和洋ごちゃまぜ文化の
中で生まれ育った私たちにはむしろ純和風よりもしっくりくつろぐことができますし、
また同時に迎賓館としての格式や本物感を新鮮な気分で味わえるという、
複合的な魅力を宿した空間なのです。

ちなみにここのバーは夜飲みながらぼんやり過ごすには最高の雰囲気でした。



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