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2000年の都市システム(エフィス遺跡)

  • Posted by: 藤田祐一
  • 2007-01-12 Fri 22:31:30
  • 都市空間
トルコ
エフィス遺跡

再びトルコシリーズに戻ります。
ほんの2ヶ月前は旅の途中だったなんて信じられないですねぇ・・・


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2000年の都市システム

気候・風土に恵まれたエーゲ海地方に位置するエフィス遺跡は、
エーゲ海~地中海有数の規模を誇る古代都市遺跡です。

紀元前3世紀からイオニア人による都市国家として
紀元前2世紀以降はローマ帝国有数の属領都市として
大いに発展し、繁栄を謳歌しました。

また、アントニウスとクレオパトラが甘いひと時を過ごしたとか
聖母マリアがキリスト死後の余生を過ごしたとか過ごさなかったとか
歴史上の伝説やトピックスにもこと欠かない興味深いエリアでもあります。

じっくり一周すると2時間ほどもかかってしまうこの広大な遺跡の
感想を一言で言うなら、「都市はこの2000年進歩していない」です。

ちょっと譲歩して「電気と動力の利用を除けば」という枕をつけてもいいですが、
現代都市の基本はここでほぼ完成していると思いました。

2000年間、な~んにも変わっていないのです、人間は。

むしろこういう高度な古代都市と比較すると僕たちが住んでいる
都市環境の方がよほど酷いものだという気がしてきます。

都市の中心を通る幅11m、長さ500メートルの大通りは大理石敷きで
道路沿いには商店が並び街灯も灯されていたそうです。

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数々の神殿には装飾の限りが尽くされ、1920年頃のアールデゴなんて
ほとんどここからパクッてるんじゃないかと思うほどですし

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2世紀に造られたローマ浴室場には、冷水浴から温水浴、熱水浴室、さらには
マッサージ室、脱衣所も完備で、僕の心のオアシス「ニュージャパンサウナ」も顔負け…

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演劇や剣闘士の戦いで興奮の坩堝だったらしい大劇場の収容人数は2万4000人で、
ぱっと見て、いやどう見ても藤井寺球場より大きいし

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当時から装飾や文様に関するオタク職人がいたに違いないと思わせる
ファザードに続く図書館には1万2000巻の書物が所蔵され

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「ちょっと図書館に行って来る」と嫁に言い訳(カモフラ)できるように
図書館前に立てられた娼館があり、その広告が近くの敷石に刻まれていたり

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上流層の邸宅にはアート作品といってもいいようなフレスコ画が現在も
残っているし、水洗式の公衆トイレもあり、あげくの果てには
「立ちション禁止」の看板まであったという・・・同じやん今と!

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それにしても遺跡のどこを見ても、ディテールまでこだわり贅を尽くした
完璧な仕上げと、見るひとの心の動きまで計算し尽くしたかのような
美しいプロポーションの連続は、当時の人々の均整の美に対する執念に
近いようなものを感じてしまいます。

当時ここに住んでいた人々が現代へタイムトリップしてきたら
僕はちょっと恥ずかしくて大阪の街を案内できないかもです。

「いや~、僕たち現代人は都市にはカオスや混沌が不可欠だと
思ってましてね、おおさかもね、わざとね、こう、ごちゃごちゃと、
うん、わざとですわ、まぁタコ焼きでも食べなはれ、わははは」
とか適当なこと言って誤魔化すしかないですね。

でも、カッパドギアの記事でご紹介したように30年ほど前まで、
岩山をくり抜いただけの洞窟に住んでいる人々も居たのですから、
やっぱり人間の進歩とか変化って千年単位、5千年単位くらいを
ひとくくりで考えてちょうどいいのかもしれません。

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