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タイル装飾でバーチャルトリップ(トプカプ宮殿・ハレム)

  • Posted by: 藤田祐一
  • 2007-01-31 Wed 02:20:54
  • 建築
トルコ イスタンブール
トプカプ宮殿・ハレム

かつてデヴィッドボウイは名曲「HEROES」で「誰でも一夜だけ英雄になれる」と歌ったが、
中学生でピークを終えてしまった僕は人生には2度ぐらいピークがあってもいいじゃないか、
としみじみ思う今日この頃・・・


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タイル装飾でバーチャルトリップ

繁栄を誇った世界の都市数々は、その栄華を極めるのは
歴史上一度限りのことなのかもしれません。
しかし、コンスタンチノープル(イスタンブール)は別でした。
少なくとも二度、頂点を極めています。

一度目は東ローマ帝国(ビサンツ帝国)・キリスト教の中心地として、
そして二度目はビザンツを倒したオスマン帝国(イスラム教)の
首都として。
トプカプ宮殿は15世紀から約370年間に渡り、そのオスマン帝国
の歴代スルタンが生活し、政務を執り行った場所でした。

建築的にはイスラムのジャーミィ(モスク)で観たようにドームや
アーチを多用したトルコ独特のスタイルが多く観られたり、

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西洋、中国の青磁はもちろん日本の伊万里まで網羅した世界の陶器
が展示されている巨大な厨房棟や、
アパグループの女社長でも多分遠慮するような巨大な宝石
を始めとするお宝の数々など、
見所はいろいろあるのですが、なんといってもクライマックスは
すべての男の夢とロマンの象徴、「ハレム」でした。

ハレムにはスルタンと王子と黒人宦官以外の男は立ち入り禁止で、
スルタンの4人の正妻以外に女官や女奴隷など一時は1000人を
超える女性が暮らしていたというのですから驚きです。

1000人を相手しようと思えば1日3人としても丸1年間毎日新聞です・・・

しかし一歩ハレムの内部に侵入すると、そんなエロ親父的イマジネーションは
一瞬で昇華・霧散してしまうほどの、極美空間が広がっていました。

特にイズニックタイルで壁という壁が埋め尽くされた部屋の数々は
まるごと芸術作品のような見事さで、ちょっと見たことない凄いものでした。

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しかし、当初は「ハァ~」とため息交じりに感動していたものの、
微細を極めた文様と鮮やかな色彩に埋め尽くされた空間が
これでもかと続くと、「わびさび・行間の国」日本生まれの僕としては
正直ちょっとしんどくなってくるのでした。

ここで暮らしていたスルタンや女性たちはこの空間で
本当に落ち着いて暮らせたのだろうか?
いくら生まれ育った文化が違うとはいえ疑問です。

思うに、ハレムというのは「贅を尽くす」という以外の意味もあって
このような華美過剰になっていったのではないだろうか?

当時ここで暮らしていた人々の生活は恵まれていたけれども
決して幸せなものではなかったのではないか、と思うのです。

女性たちは外へ出ることが許されない籠の鳥ですし、
スルタンの寵愛を受けていたとしてもいつ自分の順番かわからない・・・
当然嫉妬や妬み、権謀渦巻く閉鎖空間であったはずです。

スルタンにしたっていくら欲望のおもむくまましたい放題と言っても
限界はありますし、逆にプレッシャーでしょうね・・・
それに暗殺や謀反の恐怖からも逃れられなかったんじゃないか・・・

まあ早い話がハレムは極度のストレスが圧縮された重苦しい
生き地獄状態と快楽天国が表裏一体になったような不安定な
空間だったのではないでしょうか。

そして、そのようなストレス死寸前状態を開放する手段は外に出られない以上、
古今東西の常であるようにドラッグパーティであったと想像します。

通常の状態でも目がチカチカしてちょっとアマタがボーっとしてくるのに
トリップ(酩酊)状態でこのタイル装飾に埋め尽くされた空間にいるとどうなるか?

恐らくイスラム教が説く花が咲き乱れ蜜の河が流れる天国を体験しているような
気分になったのではないでしょうか。

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そのようなまどろみの時間だけが現実の重圧から
精神が開放されるときだった、と思うのです(根拠はないです)

あ、あとハマムという蒸し風呂のクオリティの高ささやこだわり様からも
当時のバスタイムの重要さをうかがい知ることができます。

やっぱり現代のストレス社会と似てますね。

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